- 2009年5月 7日 18:45
- Finance
ビックカメラSuicaカードのポイント制度が2009/9/1から改正になる。結論としては還元率の減少。いわゆる改悪。ちょっと複雑なんで検証してみる。
改正のポイントは大きく二つ
- クレジット利用時の付与ポイント
Bicポイント1%→Bicポイントo.5%+VIEWポイント1000円毎2Ptに - BicポイントからSuicaへのチャージ比率
Bicポイント1000pt=Suica1000円→1500Pt=1000円に
一つずつ検証してみる。
- クレジット利用時の付与ポイント
今まではすべてBicポイントがついていたが、VIEWサンクスポイントもつくようになった。VIEWサンクスポイントは400Pt=1000円なので、1000円毎2Ptは0.5%に相当する。ということは言い換えると「Bicポイント1%→Bicポイントo.5%+VIEWサンクスポイント0.5%」となり、変わっていないようにみえる。
が、ここで注意したいのはVIEWサンクスポイントは1000円毎にしか付与されず端数は切り捨て。極端な場合、クレジットで980円利用した場合、
<改正前>
[Bicポイント]980(円)×1.0(%)=9Pt(小数点以下切り捨て)
<改正後>
[Bicポイント]980(円)×0.5(%)=4Pt(小数点以下切り捨て)
[VIEWポイント]980(円)→0Pt(1000円未満切り捨て)
つまり、9Pt→4Ptと約1/2、約0.5%の還元率まで低下してしまう。よって実質還元率は今までより低下する。 - BicポイントからSuicaへのチャージ比率
これは単純に1:1だったのが1.5:1になる。よって、ポイント交換比率は約67%となる。
以上を踏まえてクレジット利用金額→Suicaチャージの比率を計算してみると、
[Bicポイント]0.5(%)×0.67(%)
[VIEWサンクスポイント]0.5(%)
→合計0.84(%)
となる。約16%の減少となる。VIEWサンクスポイントの付与単位が1000円なので、実質はさらに割合が減る(最悪の場合還元率は0.34%になる)。
まずは8月末までに手持ちのBicポイントをSuicaにチャージしておき、それ以降はなるべく1000円単位でクレジットを利用していかないといけない。今までが高還元率だったので絶対的にはそこまで悪くなっていないが、ちょっと使いづらくなったね・・・
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